がん化学療法センター

がん化学療法センター

センターの特色

当院のがん化学療法センターは、患者さんの治療と安全性を最優先に考え、最先端の設備とスタッフの教育に努めております。

当院は地域がん診療連携拠点病院として、地域のがん治療の中心的な役割を担っています。さらに、がんゲノム医療連携病院として、ゲノム医療の推進に努めています。
毎月開催される化学療法に関する部会を通じて、最新の標準治療の安全性を追求しています。また、専門家チームが患者さん一人ひとりの治療方針を総合的に決定する「キャンサーボード」を実施しています。

当センターの特徴と強み

当院には、日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医や指導医、日本がん治療認定機構のがん治療認定医など、がん化学療法の専門家が多数在籍しています。さらに、がん治療に特化した看護師(がん化学療法認定看護師)や薬剤師(がん化学療法認定薬剤師、外来がん認定薬剤師)も揃っており、チームとしての質の高い治療を提供しています。

多職種によるチーム医療

毎月開催される化学療法運営部会では、多職種が一堂に会し、化学療法に関するさまざまな問題を共同で検討します。患者さんの治療の安全性と利便性の向上を常に追求しています。

最新の治療法の取り組み

化学療法レジメン管理部会を通じて、最新の標準治療をいち早く取り入れ、安全に実施するための抗がん剤の管理・登録を行っています。ヒューマンエラーを防ぐための取り組みとして、電子カルテ上でのレジメンの登録を行い、治療の安全性を一層高めています。


これらの取り組みを通じ、当院の化学療法センターは、患者さんにとって安心・安全な治療を受けることができる場としての役割を果たしています。患者さんの健康と安全を第一に考え、最善の治療を提供するための努力を日々続けてまいります。当院をご信頼いただき、安心して治療を受けていただけるよう、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。

主な対象疾患

  • 膵がん
  • 胆嚢がん
  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 食道がん
  • 肺がん
  • 乳がん
  • 子宮がん
  • 卵巣がん
  • 腎がん
  • 膀胱がん
  • 頭頚部がん

実績

化学療法センターは、治療ベッド8床、リクライニングチェアー10台で運営しています。
2021年度の外来化学療法のべ件数は4,598件でした。

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