治療と仕事の両立支援チーム
治療と仕事の両立支援チーム
チームの目的
長期療養が必要な患者さんに対し、就労支援(治療と仕事の両立支援/復職支援/就職支援)を行うために活動しています。
治療と仕事の両立支援とは...
病気を抱えながらも、働く意欲・能力のある労働者が、仕事を理由に治療機会を逃すことなく、また、治療の必要性を理由として仕事の継続を妨げられることなく、適切な医療を受けながら、生き生きと就労を続けられること
支援の対象となる方
以下の疾患により長期療養が必要な患者さん
- がん
- 脳血管疾患
- 肝疾患
- 心疾患
- 糖尿病
- 指定難病
- 若年性認知症
活動内容
1.個別支援: 長期療養患者さんへの就労支援の実施
治療と仕事の両立や、病気を抱えながらの復職、就職に不安を抱えておられる患者さんのご相談をお受けしています。
個別面談を行い、必要に応じて主治医や専門職種と連携しながら療養・就労上のアドバイスをさせていただきます。
また、ご希望に応じお勤めされている会社と仕事や医療の情報を共有し、治療と仕事の両立プランを立てるサポートをさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
窓口
岡山済生会総合病院1階 患者サポートセンター
電話番号
086-252-2211(大代表)
受付時間
9:00~16:00(土・日・祭日を除く)
担当者
古森・渡邉
2.組織づくり: 就労支援体制の整備・充実化/院内職員への周知・意識啓発
就労支援を必要としている患者さんが当チームに繋がり、多職種で質の高い支援を提供できるように支援体制の構築を進めています。また、院内職員に対してセミナーを開催するなど、職員の意識啓発や知識の普及に努めています。
3.地域社会への働きかけ: 就労支援の普及啓発
地域住民の方や企業の方、あらゆる方々に就労支援について知っていただき、病気になっても仕事が続けられる社会づくりに貢献出来るよう、地域向けのイベントなどで普及啓発活動を行っています。
チームメンバー
- 医師
- 看護師
- 医療ソーシャルワーカー
- 臨床心理士(公認心理師)
- 薬剤師
- 栄養士
- 作業療法士
- 医療事務員
- 岡山産業保健総合支援センタースタッフ(労働衛生専門職、産業保健専門職)
といった、多職種で構成されたチームです。
両立支援コーディネーター基礎研修(独立行政法人 労働者健康安全機構主催)を修了しているメンバーも複数名います。
月1回定期カンファレンスを開催し、活動しています。
関係機関との連携
当院は、岡山産業保健総合支援センター、ハローワーク岡山と連携をしています。当院にて出張相談も開催しておりますので、ぜひご利用ください。
就職・再就職に関する相談
日時
第3火曜日
10時~12時 13時~16時
- 完全予約制
治療と仕事の両立に関する相談
日時
相談希望者とその都度調整致します
- 完全予約制
ご予約は上記相談窓口にて承っております。