小児科

小児科

診療科の特色

当院小児科では、一般小児疾患(かぜなど)のほか、専門外来においてアレルギー疾患、内分泌疾患、骨系統疾患、検尿異常、夜尿症、睡眠時無呼吸症候群、起立性調節障害、てんかんなどの診療を行っています。

アレルギー疾患の担当医は2名です。食物アレルギーついては、外来・入院ともに年間で数百件の食物負荷試験を行っており、それぞれのお子さんに適した治療をご家族と共に考えるようにしています。気管支喘息に対しては、NOブレス(図1)やモストグラフ(図2)などの複数の検査を組み合わせたり、吸入が難しいお子さんに補助器具を提供するなどして、より良い診断と治療ができるように努めています。アレルギー性鼻炎については、体質から改善させることを目指して、ダニやスギの舌下免疫療法を積極的に行っています。

内分泌疾患については、担当医が低身長症や思春期早発症などに対応しています。低身長症に対しては、入院による成長ホルモン分泌刺激試験などを行い、種々の治療法の中から最適なものを選んでいます。

検尿異常(尿潜血など)については、担当医が必要な検査(腹部超音波など)の判断を行っています。

夜尿症、睡眠時無呼吸症候群、起立性調節障害、てんかんについては、担当医が複数を同時に診療したり、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が関与している場合にはその検査と治療を同時に行ったりしています。心身症として臨床心理士に支援を依頼する場合もあります。

(図1)NOブレス
(図2)モストグラフ
日本小児科学会専門医6
日本小児神経学会専門医1
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医1
日本内分泌学会内分泌代謝科指導医1
日本アレルギー学会専門医・指導医1
単位:名(2023年4月現在)

主な対象疾患

  • 一般小児疾患(かぜなど)
  • 食物アレルギー
  • アレルギー性鼻炎
  • 気管支喘息
  • アトピー性皮膚炎
  • 低身長症
  • 思春期早発症
  • 夜尿症
  • 検尿異常
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 起立性調節障害
  • てんかん

診療について

外来

次のとおり診察しています。

初診 月~金 8:00~11:30
月・火・木・金 14:00~15:00

外来新生児聴覚スクリーニング検査

岡山済生会総合病院での検査についてご案内いたします。

専門外来

小児科専門外来についてご案内いたします。

救急

小児科の救急外来(国体町の入院棟1階)は次のとおり行っております。

月、水、木、金(祝日を除く)21:00まで
土(祝日を除く)17:00まで
火(当番日)翌日朝まで
日(当番日以外)8:30~17:00まで

ただし、都合により変更になることがありますので、その都度電話でご確認ください。

TEL

086-252-2211(大代表)

入院

小児病棟のご紹介

病棟内にプレイルーム(遊戯室)があり、保育士が1名配属されています。
病室訪問も行い、学習の援助、生活習慣、遊びなどの援助を行っています。

小児病棟のご行事

入院中も楽しく過ごせるよう、季節に応じてひな祭り、節分、夏祭り、お月見、秋祭り、クリスマス会などを開催しております。

院内学級のご紹介

病棟内に学習室があり、院内学級(小学校)を設置しています。
病気やけがの治療を受けながらも学習の場を保障するもので、岡山市内の小学校から担当教員が派遣され、病状に応じた教育指導が行われます。

2024年04

小児科

受付時間
(初診)8:00~11:30
(再診)7:30~11:45
外来診療開始
8:30~
※ただし、予約の方、救急の方はこの限りではありません。
午前
担当医
午後
担当医
(完全予約制)
担当医
(完全予約制)

各診療科の受付時間をご確認ください

各診療科により受付時間や休診日が異なりますので、正確な時刻は外来診療担当表をご確認ください。

到着確認を行ってください

自動再来受付機による受付だけでは、診察の順番は決定しません。
必ず、受診される診療科窓口にて到着確認を行ってください。