わきが(腋臭症)
アポクリン汗腺から出る汗を細菌が分解し、においが発生します。
わきがの治療法には、手術、制汗剤、ミラドライ(マイクロ波)、ボトックス注射、レーザー脱毛などがあります。治療効果、手軽さ、費用など、一長一短があります。
どの治療法でもにおいが完全に無くなるわけではありません。治療後に再発することもあります。
当院で行っている治療は、手術(皮弁法)、制汗剤、レーザー脱毛、ボトックス注射です。
1.手術(皮弁法)
わきの皮膚を切開して皮膚の裏側をはがし、アポクリン汗腺を切除します。血液がたまらないようにドレーン(管)を入れて圧迫します。わきがの治療法で最も確実性が高い方法の一つです。保険診療で可能です。
局所麻酔で可能ですが、ご希望があれば全身麻酔で行います。約5日間の入院が必要です。退院後しばらくは激しい運動ができません。
傷跡は残ります。また、合併症(血腫、皮膚壊死)が時々起こり、その場合は治療期間が長くなり傷跡も目立ちます。
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手術前

手術直後

手術から3ヶ月後
合併症が起こらなかったため、傷跡はあまり目立ちませんでした。
2.制汗剤
腋窩多汗症といって、わきの汗が多く生活に支障が出る病気があります。
ここ数年で腋窩多汗症のぬり薬(エクロック、ラピフォート)が新たに発売されました。汗が減ると、においも減ります。
1日1回、わきに塗ります。手軽ですが、根本的治療にはなりません。かぶれることがあります。
保険診療で可能ですが、腋窩多汗症の治療薬ですので、わきの汗が少ない場合は対象になりません。
3.レーザー脱毛
4.ボトックス注射
ボトックスとは、ボツリヌス菌が作るタンパク質で、神経をブロックする働きがあります。
わきに注射すると、汗が減少します。
効果は約4~9ヶ月持続します。効果を持続させるには、定期的な注射が必要です。
保険診療で可能ですが、腋窩多汗症の治療薬ですので、わきの汗が少ない場合は対象になりません。




