岡山済生会総合病院

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各種症例・治療紹介

レーザー外来

血管腫やあざに対しては、レーザー治療が主体となることが多いです。現在第145週の火曜、および毎週金曜日の午後にレーザー外来を設けて治療を行っています。

当院では2種類のレーザーを使用して治療を行っています。大部分は保険診療で可能です。あざが広範におよび全身麻酔が必要な場合、他の病院を紹介することもあります。

 

alex

    ALEX(Qスイッチアレキサンドライトレーザー)

    保険診療 – 太田母斑、異所性蒙古斑などに使用します。
    自由診療 – 老人性色素斑(いわゆる“しみ”)などに使用します。

vbeam

Vbeam

保険診療 – 乳児血管腫(イチゴ状血管腫)、毛細血管奇形(単純性血管腫、Port-wine stain)、毛細血管拡張症などに使用します。

 

血管腫、あざ

1、太田母斑

まぶたやほほを中心に出る青あざです。生まれつきある場合と、後から少しずつ出てくる場合があります。
治療をきちんと行えば、ほぼ完全に消すことができます。レーザーを3~6か月おきに照射します。約5~10回の照射が必要です。

2、イチゴ状血管腫(乳児血管腫)

イチゴのような形をした赤あざです。自然に小さくなることが多いですが、約7~8年かかります。また、ものによっては目立って残る可能性もあります。レーザー(Vbeam)、または内服薬(ヘマンジオルシロップ®)を早期に導入することによって赤みや盛り上がりを改善することが可能です。

レーザーは1~3か月おきに照射し、複数回の照射を要します。
内服薬は2016年9月から保険診療が可能となった新しい薬剤であり、有効性・安全性共に非常に高く、期待されている治療法です。欠点としては、開始時にこまめなチェックが必要なため約5日間の入院が必要な点が挙げられます。
血管腫のタイプによって治療方法を調整していきます。ほぼ完全に消えることも多いですが、しわのような傷跡が残ることもあります。

レーザー治療と内服治療の両方が行える施設は、岡山県内でもまだ限られています。

3、単純性血管腫(毛細血管奇形)

平らな赤あざです。眉間に出現するものは自然に消えることがありますが、大部分は消えません。数年~数十年かけて隆起してくることもあります。
レーザーによって赤みを改善させることができます。レーザーを3~6か月おきに照射します。約5~10回の照射が必要です。全く効かないことが少ない代わりに、完全に消えないことも多いです。レーザーの効果が無くなってきたと判断したら中断します。

4、毛細血管拡張

皮膚の表面の血管が広がり、クモの巣のように見える状態です。レーザー治療で改善させることができます。太い血管ほど消えづらく、細い血管ほど消えやすいです。

5、異所性蒙古斑

赤ちゃんのおしりにできる青あざ(蒙古斑)はほとんどの場合、自然に消えます。しかし、おしり以外にできた場合は自然に消えにくいため、レーザー治療の対象となります。
広範囲の場合は全身麻酔での照射をお勧めします。

6、扁平母斑

境界のはっきりした褐色のあざです。レーザーが効きにくく、消えるのは23割程度と言われています。当院のレーザーでは自費診療になってしまうため、他院にご紹介することが多いです。

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