外科医療確保特別加算に基づく、手術の実施体制および術後フォローアップ体制について

岡山済生会総合病院では、患者さんに安全で質の高い外科医療を持続的に提供するため、地域の医療機関と連携した診療体制を構築しております。

当院における対象手術の実施体制および、地域の医療機関との術後フォローアップ体制について、以下のとおり公表いたします。

1.長時間かつ高難度な手術の実施体制

当院の外科(特に上部消化管外科、下部消化管外科、肝胆膵外科)では、国が指定する長時間かつ難易度の高い手術(消化器外科の特定の手術など)を年間300例以上(2025年度実績:325例)実施しており、高度な外科医療を必要とする患者さんを積極的に受け入れています。

安全な手術を持続的に提供するため、対象となる診療科には5年以上の経験を有する常勤医師を10名以上(2025年度:13名)配置し、チーム制(交代勤務制やオンコール体制)を導入することで、医師の休息時間を確保するとともに、質の高い外科医療を24時間提供できる安全な診療体制を整えています。

2.地域の医療機関との術後フォローアップ(連携)体制

対象となる手術を受けられた患者さんが、退院後も住み慣れた地域で安心して療養生活を送れるよう、当院は地域の医療機関(かかりつけ医)と、以下の連携体制を構築しています。

役割分担と継続的な診療

手術をはじめとする急性期の高度専門治療は当院が担当し、退院後の日常的な健康管理、投薬、定期的な経過観察は、お住まいの地域のかかりつけ医の先生と連携して役割を分担して行います。

緊急時・病状変化時の対応

連携医療機関での経過観察中に病状の変化があった場合や、夜間・休日等の緊急時には、速やかに当院にて受け入れ、対応できる体制を整備しています。

患者さんへのお願い

手術後の状態が安定し、急性期の治療を終えられた患者さんにつきましては、当院から地域の連携医療機関(かかりつけ医)と連携して診療をさせていただきます。患者さんお一人おひとりの状態に応じた、切れ目のない最適な医療を提供するための連携体制ですので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【参考】当院における対象手術の実績(2025年度:合計325件)

区分対象となる主な手術名件数
上部消化管腹腔鏡下胃切除術、胃全摘術、胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術 など79件
下部消化管腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術、腹腔鏡下直腸切除・切断術 など112件
肝胆膵領域肝切除術、膵頭部腫瘍切除術、腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術、肝門部胆管悪性腫瘍手術 など124件
その他後腹膜悪性腫瘍手術、脾摘出術、腹腔鏡下骨盤内臓全摘術 など10件

※上記の表は、当院において外科医療確保特別加算の対象となる長時間かつ高難度な手術の実績(年間合計325件)を領域別にまとめたものです。

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