看護部
私たちは病院理念のもとに社会情勢の変化、
医療の進歩に応じた看護を提供します。
1.思いやりをもって一人ひとりを大切にした看護につとめます。
2.科学的根拠にもとづいた、主体性のある看護を実践します。
ご挨拶
看護部長・認定看護管理者 三上 由美
岡山済生会総合病院は、済生会の使命である「施薬救療」を基本として82年の歴史をもつ病院です。2016年1月に入院機能と救急機能を持つ病院として新築移転をしました。当院は入院機能と救急医療に特化した運用を行っています。
当院は急性期医療を担う病院として、救急車の受け入れ、緊急手術に対応する体制を整えています。また、病室も個室を増やし、患者さんが利用されるアメニティにも配慮した、静かで快適な入院環境を整えています。
私たち看護部は、「看護専門職として意識を高め、未来を支える看護を提供する」というビションのもと、新人の時から知識・技術・態度の3本柱の成長を促し、計画的にキャリア開発ラダーを取り入れ、実践力が向上できるようにしています。
思いやりを持って一人ひとりを大切にした看護と、自分で責任を持って主体性のある看護を提供し、患者さん・ご家族から信頼される病院でありたいと考えています。
生き生きと働く当院の「なでしこナース」の仲間入りをして、多くの患者さんの笑顔に触れてみませんか。
看護部の紹介
済生会創立の理念である「救療済生」の精神をもって看護に携わっています。つねに患者さんの立場に立って、思いやりのある看護をめざしています。
高度化する医療や社会のニーズの変化に伴い、看護の質が求められており、看護教育、人材育成にも力を注いでいます。
看護部長室
教育担当副看護部長
看護職員の能力を開発する教育・研究に関することを計画・調整・実施をしています。具体的には、看護部の年間教育計画の立案と実施・評価、院外における講習会、学会、研修会の参加等に関することを業務としています。当院では、スペシャリスト・ジェネラリスト育成を、病院組織としての支援が充実しています。看護部でも、看護師一人ひとりのキャリアパスを応援しています。
業務・質管理担当副看護部長
日常の看護業務に関すること、職員の勤務状況の把握を含めた労務管理や業務の質改善、サービス向上に関することを業務としています。看護職員が働きやすく、患者さんが安心して過ごせる環境を整えています。
総務(人事)担当副看護部長
人員計画、人員配置や配置転換に関すること、電子カルテ看護支援システムに関することを業務としています。看護職員が働きやすい環境を支援しています。
看護の提供方式
看護の提供は、岡山済生会総合病院では各病棟・中央手術室・ICU・中央滅菌材料室・救急センター・内視鏡センター、外来センター病院では各科外来・腎臓病センター・日帰り手術センターの単位ごとに行っています。
病棟の看護方式は看護サービスの提供と業務の効率化を考え、2014年からパートナーシップ・ナーシング・システム(Partnership Nursing System;PNS)を導入しています。PNSとは、2人の看護師がパートナーを組んで複数の患者さんを受け持つという新たな看護方式です。緩和ケア病棟はプライマリーナーシングです。
パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)実践風景
- パートナーとの情報共有
- 患者さんとの関わり
- 業務終了後に時間外勤務の調整
パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)導入後の感想
新人教育(OJT)の充実・超過勤務の減少
- 先輩の看護を間近で学べる
- 先輩と一緒に行動することで、業務の流れや時間管理を意識しながら成長できる
コミュニケーションの充実(相談のしやすさ)
- 一緒に実践をするので、聞きやすく分かりにくいことも解決する
- 先輩に相談しやすい
- 勤務場所異動をしても、ペアが決まっていたので困ることはなかった
- その場で患者さんを評価し相談できるので、スムーズにケアでき、医師への相談、異常の早期発見に繋がっている
患者さんの観察や状況判断の能力育成
- 患者さんから、2人で来てくれるから安心といわれた
看護部の教育体制・取り組み
看護の知識、技術、豊かな人間性を養い、急性期病院の看護師として科学的根拠を持って患者さんに対応できる看護職員の育成、キャリア開発を支援しています。
国内留学や院内教育計画にもとづき、経年教育、リーダー育成研修、看護管理者育成研修、看護研究や看護協会主催の研修会、実習指導者講習会、済生会本部研修会等による教育支援をしています。また、国際的交流の目的で海外へでかけることもあります。
採用情報