診療科・部門

呼吸器外科

診療内容

特徴と強み

当院では年間約150例の呼吸器外科手術を行っており(図1)、そのうち約70例が原発性肺がんで、95%以上で侵襲の少ない胸腔鏡手術を行っております。また、2021年9月より肺がんのロボット手術も開始しており昨年までに21例行いました(図2)。近年は肺癌術後10年以上の長期生存患者が増えており、それを見据え、肺機能を温存した術式を選択することや他疾患を含めたサーベイランスを行うことにもより力を入れております。

毎週金曜日17時30分より行っている肺がんキャンサーボードでは、多科、多職種で、肺がん症例や、治療方針の難しい良性呼吸器疾患の症例ごとの治療方針の検討や、最新の知見の共有などを行っております。肺がんの手術患者さんに対して必要に応じ術前外来の段階から他科、他職種(麻酔科、薬剤科、栄養科、看護外来、リハビリテーション科など)による周術期サポートを行っており、入院期間の短縮や術後の肺機能の改善などの成果をあげています。

また、当院は消化器がんなど悪性腫瘍の患者さんが多いため、転移性肺がんの手術も多く行っております。転移がんの手術適応は、原発臓器の専門医と治療方針を十分ディスカッションした上で決めています。転移がんの治療実績がその病院のがん治療の総合力の大きな指標になると考えております。
良性疾患の中では、気胸の診療を特に多く行っております。

診療実績

呼吸器外科手術症例数グラフ
原発性肺がん手術症例数グラフ