医療技術員

作業療法士

山本 裕梨奈

2019年新卒採用

できなかった動作ができるようになる瞬間を、患者さんと一緒に喜ぶことができます

CHAPTER 01

入院から退院まで
一貫してかかわることで
回復への変化を感じられる

私は作業療法士として入院患者さんがご自宅や社会生活へ戻るため、必要な動作の回復を目指すリハビリの指導やサポートに携わっています。

当院では一日でも早く患者さんが元の生活に戻れるよう、入院や手術後の早期からリハビリテーションを開始します。急性期病院なので変動はありますが、一人のリハビリスタッフが担当する患者さんの人数は10人前後です。担当患者さんが決まっていることで、その方の入院から退院までに一貫して関わることができ、回復に向かう変化を間近で感じることができます。

また、医療チームの一員として患者さんの退院前カンファレンスに参加し、現在の動作能力やリハビリの進捗状況を多職種と共有をしたり、患者さんのご自宅に伺って退院後の療養環境を把握し、ご家族と今後の生活について相談をすることも、作業療法士の大切な仕事です。

CHAPTER 02

リハビリを行う際は
その方らしい日常を
イメージする

患者さんにリハビリを行う際は、できるだけご本人に入院前の生活状況をお伺いし、退院後もご自宅や社会活動などで「その方らしい生活」ができるよう、具体的な状況をイメージすることを心がけています。

患者さんの症状によっては、直接コミュニケーションを取ることが難しい方もいます。そのようなときはご家族からお話を伺ったり、ソーシャルワーカーに相談をしたりと、積極的に情報を得るようにしています。また、認知症の患者さんに対しては特に言葉が難しくならないように、できるだけ簡潔な声かけを行っています。

担当をする患者さんの症状はさまざまで、困難な作業も個々に異なります。患者さんお一人おひとりにあわせたリハビリを実施する必要があり、結果がでるまでに時間がかかる場合もあって、難しさを感じることもあります。

それでも、できなかったことができた瞬間に患者さんと一緒に喜んだり、入院時よりも元気になって退院をされる姿を見たり、「ありがとう」とお声をかけていただいた際には、大きな達成感とともにやりがいも感じます。

CHAPTER 03

手外科の症例が豊富で
作業療法士として
成長し続けられる

私は学生時代に2か月間、当院にて長期の実習を行いました。その際に関わった先輩方がとても親切で、指導も丁寧だったことから当院でなら成長ができると思い、ここで働きたいと思ったのが就職のきっかけです。

就職後は先輩スタッフがプリセプターとして付いて指導を行い、さまざまな診療科の病棟をローテーションしながら少しずつ症例を経験していきます。ある程度年次が上がると、専任のリハビリスタッフとして特定の病棟を担当します。

岡山県済生会には総合病院や外来センター病院、岡山療護センター、済生会吉備病院など、機能や役割が異なる複数の施設があり、リハビリスタッフはそれぞれに所属をしています。ときに異動になることもあり、急性期や回復期、地域包括ケア、外来業務などの豊富な経験を積めるのは岡山済生会グループならではの特徴かもしれません。

また、当院は日本手外科学会の認定基幹研修施設でもあるため、手や指の機能回復を目指す患者さんが多く入院されています。そのため作業療法士として手の症例やリハビリを多く学びたい方には最適な環境だと思います。

CHAPTER 04

若いスタッフが多く
笑顔の絶えない
アットホームな職場

当院には作業療法士の他に、理学療法士や言語聴覚療法士が約40名在籍していますが、全体として若いスタッフが多く、活気があり笑顔の絶えないアットホームな雰囲気です。上司や先輩ともコミュニケーションが取りやすく、わからないことやリハビリが難渋している患者さんについても、すぐに相談にのってもらっています。

私の勤務する部署は基本的にカレンダー通りの勤務スケジュールです。月に1回ほどの頻度で土曜日の出勤当番がありますが、その振替として平日に休日が取得できます。日曜日や祝日は出勤が可能なスタッフを募る体制を取っています。

事前に申請をすれば有給休暇も取得しやすく、1週間ほどの長期休暇を取ったスタッフもいて、長く働き続けやすい職場だと感じています。

就職前はいろいろと不安に思うことが多いと思いますが、親切な先輩や信頼できる仲間がたくさんいますので、安心して来ていただければと思います。ぜひ当院で私たちと一緒に働きましょう。

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