歩み続けた80年の歴史

昭和13年4月に、済生会岡山診療所として開設以来80年。
岡山県済生会は地域に根差した病院として、皆様と共に歩み続けてきました。

昭和13年~沿革

1938年(昭和13年)

4月 済生会岡山診療所 開設 (初代所長  斉藤 晴雄 就任)

1947年(昭和22年)

5月 第2代所長 豊田立郎 就任

1948年

1月 第3代所長 大野 定 就任
3月 済生会岡山病院と改称 (病床数:20床)
初代院長 大野 定 就任

1949年

3月 第2代院長 岸本 勇 就任

1950年

11月 岡山県済生会第1回再建理事会開催
12月 第3代院長 大和人士 就任

1951年

8月 医療法による公的医療機関となる

1955年(昭和30年)

2月 医療社会事業室を岡山県で最初に当院に設置
9月 旧本館(東玄関部分)完成 病床数263床

1957年(昭和32年)

11月 岡山済生会総合病院と名称変更

1958年

8月 岡山済生会総合病院附属高等看護学院開設(2年制定員15名)

1961年(昭和36年)

9月 旧本館6階部分完成(病床数450床)
救護センター設置
11月 健康保険組合短期人間ドック実施病院に指定

1962年

11月 瀬戸内海巡回診療船済生丸就航

1963年

5月 病床数515床(一般 458床、結核 57床)

1968年(昭和43年)

7月 医師卒後臨床研修病院指定

1971年(昭和46年)

5月 救急センター設置
11月 人工腎透析センター設置

 

昭和44年~沿革

1969年

4月 新本館9階建完成(西館)、特別養護老人ホーム「憩いの丘」完成

1975年(昭和50年)

4月 高等看護学院に3年養成課程(定員20名)併設
8月 瀬戸内海巡回診療船済生丸2世号 進水就航

1976年

4月 高等看護学院を岡山済生会看護専門学校と名称変更
11月 南館完成 リハビリテーションセンター、核医学検査センター等設置
予防医学部発足

1977年

4月 病床数545床(一般 525床、結核 20床)
11月 岡山済生会看護専門学校移転、同寄宿舎 新築落成

1978年

11月 へき地中核病院となる

1979年

1月 岡山県南東部輪番制2次救急病院指定
4月 病床数563床(一般 543床、結核 20床)

1984年(昭和59年)

4月 第4代院長  間野清志 就任

1987年(昭和62年)

2月 医事システム運用開始
5月 健診システム運用開始

1988年

3月 外国医師臨床修練指定病院指定

平成元年~沿革

1989年

4月 第5代院長  片岡和男 就任
11月 瀬戸内海巡回診療船済生丸3世号 進水就航

1992年(平成4年)

1月 在宅介護支援センター委託運営(岡山市)
3月 臨床検査システム運用開始

1993年

5月 職員寮「カルマ済生会」竣工
7月 西2号館完成
8月 病院年報創刊号発刊(平成4年度)
11月 立体駐車場完成
12月 地域医療連携室開設

1994年

2月 自動車事故対策センター岡山療護センター開所(運営受託)
4月 内視鏡センター開設
8月 訪問看護ステーション開設

1995年

1月 阪神淡路大震災で済生丸による救援医療チーム派遣および救援物資・医薬品搬送(全13回派遣)
8月 西3号館に奉還町診療所開設(老人デイケア、健診センター)

1996年

1月 本館Ⅰ期工事竣工
2月 自動受付機、外来カルテ管理、処方箋発行システム運用開始
5月 エイズ治療拠点病院指定
特別養護老人ホーム「憩いの丘」デイケア棟竣工

1997年

1月 災害拠点病院(地域災害医療センター)指定
4月 第6代院長  広瀬周平 就任

1998年

2月 本館Ⅱ期工事竣工
3月 岡山済生会ライフケアセンター竣工
4月 糖尿病センター開設
6月 本館屋上にヘリポート設置
臓器移植法による臓器移植提供施設指定
7月 緩和ケア病棟開設(25床)
病床数588床(一般 543床、緩和25床、結核 20床<休止中>)

1999年

4月 人事考課制度実施(医長以上)
5月 本館Ⅰ期部分、西館、南館改修工事完了
7月  開放病床開設(10床)
9月 本館落成式、岡山県済生会創立60周年式典
10月 オーダリングシステム運用開始
指定居宅介護支援事業者指定

平成12年~沿革

2000年(平成12年)

1月 診療情報に関する指針(カルテ開示)
4月 物品供給システム(SPD)稼働
5月 人事考課制度実施(全職員)
7月 病院機能評価受審

2001年

1月 病院ホームページ開設
3月 オーダリングシステム注射オーダ稼動
5月 岡山県災害拠点病院医療救護要員災害救護訓練実施
6月 紹介状等文書管理システム(MyDoc)運用開始
7月 院内グループウエアMyWeb運用開始
8月 初診紹介患者の診療予約運用開始
10月 クリニカル・パス電子化(eパスの導入)

2002年

1月 第3・第5駐車場完成
4月 南2号館竣工
岡山県へき地医療支援機構(運営主体病院)指定
救急科新設
8月 医薬品SPD稼動
10月 肝臓病センター開設
12月 地域がん拠点病院指定

2003年

3月 新オーダリングシステム・医事システム稼動
4月 第7代院長  糸島達也 就任
7月 レセプト電算処理開始
8月 第6駐車場完成
10月 臨床研修病院指定
11月 電子カルテ・看護システム運用開始
外来自動会計監査システムおよび診療費自動支払機運用開始

2004年

4月 敷地内禁煙開始
5月 第3駐車場新設
10月 がん相談窓口設置

2005年

2月 遠隔放射線画像診断(鏡野町立病院と連携)開始
4月 岡山市立吉備病院委譲(買取)
健診センターが日本病院会優良二日ドック施設指定
7月 病院機能評価受審(一般病院Ver5.0)

平成18年~沿革

2006年(平成18年)

6月 岡山県済生会会長 伊原木一衛 就任
DPC対象病院
8月 がん相談支援センター設置
へき地医師確保事業として「ふるさと岡山医師就業促進事業」開始
4種ウイルスワクチン接種開始(医療施設における院内感染防止)
(ムンプス・麻疹・風疹・水痘帯状ヘルペス)
9月 一般病床15床を吉備病院へ移動
病床数573床(一般501床、小児27床、緩和25床、結核20床<休止中>)
11月 DPC分析ツール「EVE」の導入
12月 職場の相談窓口「メンタルヘルスサポート部会」発足

2007年

4月 病児保育室「なでしこえん」開園
保育所「なでしこ園」で延長保育開始(20時まで)
5月 肝炎一次専門医療機関認定
8月 結核病床閉鎖
病床数553床(一般501床、小児27床、緩和25床)
9月 一般病棟7対1看護体制開始
10月 肝炎二次専門医療機関認定

2008年

4月 肝炎治療特別促進事業実施機関
医師アシスタント室設置
10月 産科医療保障責任保険加入
第61回全国済生会学会・総会開催(当番病院)
11月 岡山済生会看護専門学校創立50周年記念式典

2009年

2月 済生会中四国ブロック会議(当番病院)
10月 地域医療連携センター設置
11月 岡山県済生会創立70周年、並びにライフケアセンター創立10周年式典
岡山県災害拠点病院医療救護要員災害救護訓練(当番病院)

2010年

1月 新電子カルテ運用開始
4月 第8代院長 大原利憲 就任
おかやまDMAT出動に関する協定締結
7月 病院機能評価更新受審(一般病院Ver.6.0)
10月 タイムレコーダー導入

2011年

3月 東日本大震災被災者支援へ医療スタッフ派遣(医療班5班27名)
5月 済生会100周年記念式典、天皇皇后両陛下御台臨(本部主催)

2012年

2月 岡山県済生会「備中荘」(介護老人保健施設) 開設
5月 地域医療支援病院 承認
6月 済生会総裁 寬仁親王殿下 薨去
7月 岡山県済生会「宇垣荘」(特別養護老人ホーム)開設

平成25年~沿革

2013年

2月 南方遺跡発掘調査説明会 開催
4月 済生会第6代総裁 秋篠宮殿下 就任
岡山県済生会「玉松園」(養護老人ホーム)開設

2014年

1月 4代目瀬戸内海巡回診療船「済生丸100」就航
4月 済生会組織改正(定款変更に伴い本部・支部組織改正)
支部業務担当理事制の廃止、支部長制制定
新見市「和みの郷かなや」(養護老人ホーム) 指定管理
9月 三村哲重院長代理 山陽新聞社会事業団松岡良明賞受賞(がん撲滅に貢献)

2015年

4月 第9代院長 山本和秀 就任

2016年

1月 新病院移転開院(国体町)病床数553床(一般500床、小児28床、緩和25床)
岡山済生会総合病院附属外来センター開設(伊福町)
4月 岡山済生会看護専門学校新校舎開校(定員80名)
熊本震災へ当院DMAT隊医療支援に出動・済生会熊本病院へ医療支援

2018年(平成30年)

4月 岡山済生会予防医学健診センター開設
岡山済生会なでしこ保育園(地域保育事業所)開設
7月 西日本豪雨DMAT等で倉敷市支援、済生会広島病院等を看護及びDCAT支援
9月 岡山済生会外来センター病院開院(地域包括ケア病床80床)
岡山済生会外来センター病院 初代院長 平松信 就任

2019年(令和元年)

11月 岡山県済生会創立80周年記念式典開催

2020年

4月 岡山済生会総合病院 第10代院長 塩出純二 就任
岡山済生会外来センター病院 第2代院長 大澤俊哉 就任

院長塩出 純二

当院の目指す姿

岡山済生会総合病院は全国に81か所ある済生会病院の一つであり、公的病院として地域の皆さんのニーズに応えていかなければなりません。
当院では、「救急医療」「がん医療」「専門医療」を3つの重点医療として掲げています。これらの充実を図りながら、地域の皆様から信頼される病院であり続けることを第一の目標とし、スタッフ全員で頑張っています。

また、済生会には医療だけではなく、保健・福祉も含めた広い範囲の活動があり、これは他の病院にはない役割だと思っています。岡山駅からほど近い街の中心部に誕生して80数年となりますが、伝統にとらわれることなく、進化し続ける病院でありたいと思っています。

求める人物像

まず第一に、病院の職員はさまざまな専門職の集まりですから、質の高い医療を提供するための最新の知識や技術をいつも学び、取り入れていかなければなりません。そのような積極的に学ぶ姿勢、そして新しいことへの挑戦はとても大切なことであると思います。向上心を持って貪欲に進む努力ができる人を求めています。

二つ目として、病院業務の多くは個人で解決できることはほとんどなく、チームで対応しています。それぞれが持つ専門性を活かしながら多職種の職員と一緒に業務を行うためには、円滑にコミュニケーションをとり人間関係を築く能力が求められます。

三つ目は、病院の役割を理解してくれる人です。病院にはさまざまな役割があり、それを果たしていく使命があります。そのことを理解し、一緒に病院を盛り上げてくれる人に来ていただきたいです。

この三点を期待しています。

当院への就職を考えている方へ

当院について少しでも興味を持っていただけましたら、問い合わせや病院見学など、ぜひ次のアクションを起こしてください。
実際に当院の雰囲気を見ていただくのがよいと思います。入職後は先輩や上司からのアドバイスやフォローの体制がありますし、病院として人材育成を何よりも大切にしていますので、意欲さえあればどんどん成長できると思います。
ぜひ私たちの仲間になって、一緒に岡山県済生会を盛り上げていきましょう。

あらゆる人々に手をさしのべ寄り添う済生の心で
信頼される医療を提供します

済生会は明治44年、明治天皇の御心に沿って創立されて以来、弱者救済の目的で、恩賜財団、社会福祉法人として成長し、現在に至っています。

病院概要

岡山県済生会は昭和6年に創立し、昭和13年に岡山診療所が開設、昭和23年に病院となり、昭和32年に岡山済生会総合病院へと名称変更いたしました。

病院の他に昭和22年 県庁出張所(現・岡山済生会県庁内診療所)を開設、昭和33年 高等看護学院(現/岡山済生会看護専門学校)を設立 、 昭和37年 瀬戸内海巡回診療船連絡事務所設置、 昭和47年 岡山済生会「憩いの丘」開設、 平成10年 岡山済生会ライフケアセンターを開設してまいりました。そして、平成18年 済生会吉備病院を開設いたしました。

岡山済生会総合病院は、医療・保健・福祉の充実、発展のために地域医療に貢献しており、岡山県の中核病院の一つです。当院は以前から老人福祉施設を持ち、またへき地での診療や検診、巡回診療船による離島検診などを行い、現在では岡山県へき地医療支援機構を担当しております。

また、岡山済生会総合病院は急性期病院としてとくに救急医療や緩和ケアを含むがん診療にも力を注いでおり、平成14年12月に岡山県で初めて地域がん診療連携拠点病院に指定されています。このように当院の診療における運営方針は、救急医療、がん診療、センター医療およびへき地医療の4本柱です。

病院名 岡山済生会総合病院
開設 1938年4月1日(済生会岡山診療所として)
病床数 473床
開設者 社会福祉法人 恩賜財団 済生会 支部岡山県済生会
支部長 山本 和秀
標榜科 内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病内科、内分泌内科、腎臓内科、リウマチ科、外科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺・内分泌外科、食道外科、肝臓・胆のう・膵臓外科、血管外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、美容外科、心療内科、精神科、神経内科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、放射線治療科、麻酔科、救急科、病理診断科、緩和ケア内科(2019年6月時点)

 

アクセス岡山済生会総合病院

岡山駅(運動公園口)より北に徒歩9分
岡山インターチェンジより国道53号を岡山方面へ約15分、清心町交差点手前約200mを左折

〒700-8511 岡山市北区国体町2番25号

TEL:086-252-2211(大代表)

アクセス岡山済生会外来センター病院

岡山駅(運動公園口)より北に徒歩7分
岡山インターチェンジより国道53号を岡山方面へ約15分、清心町交差点を国道180号線へ右折

〒700-0013 岡山市北区伊福町1丁目17番18号

TEL:086-252-2211(大代表)

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