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形成・美容外科

色素レーザーVbeam

当院 形成外科は、平成元年に中四国で初めて色素レーザーSPTL1-bを導入して以来、年間延べ数にして300例以上の照射を行ってきました。従来のものは波長が585nm照射時間が0.45ミリ秒と固定され、冷却装置もなく患者さんにはかなりの苦痛を強いるものでした。

今回新しく導入されたVbeam(ブイビーム)は昨年6月に厚生労働省に認可されたもので、波長がわずか10nm長いのですが、その分レーザー光の深達性が高くなり、照射時間も0.45~40.0ミリ秒までの8段階から選択することができます。

従来の色素レーザーのターゲットになる血管径より太径の血管でも熱交換が可能となりました。血管の太さに応じた治療が可能になったことで従来の治療でコントロールできない血管腫も治療の対象となってきます。さらに毛細血管拡張症や炎症性ざ瘡などの治療で紫斑を起こさずに治療が可能になりました。

スポット径が大きく、ハイパワーで照射スピードは2秒間に3発発射できるようになり、治療時間を従来の3分の2に短縮できます。

また、照射表面を冷却するダイナミッククーリングデバイス(DCD)によって、一回一回の照射前に冷却ガスを10/1000秒効の単位で表皮に直接吹き付けることで、目的とする部位へのレーザー治療効果を損なうことなくレーザー照射による痛みと熱損傷を最小限に抑えることができます。
 

形成外科(診療部長) 永瀬 洋 

Vbeam
おおかたの疾患が健康保険の対象となります。

主な適応疾患
 ・単純性血管腫(ポートワイン血管腫)
 ・いちご状血管腫
 ・毛細血管拡張症、赤ら顔、酒さ
 ・炎症性ざ瘡
その他、下肢の静脈瘤タイプI&II、老人性血管腫、静脈湖、赤みの強い瘢痕・ニキビ、小じわやキメくすみの改善などにも応用できます。

症例:左頸部単純性血管腫(SPTLI-b症例)
 

照射前 照射開始後1年
照射前   照射開始後1年

 

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