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巡回診療船 済生丸

済生丸の理念と基本方針

巡回診療船「済生丸」理念

瀬戸内海島嶼部の 医療に恵まれない人々が 安心して暮らせるよう 医療奉仕につとめます

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基本方針

1.島の特性を考慮した予防医学を重視し、島民が「自分の体は自分で守る」ことを支援します
2.海をわたる病院として、近隣の医療機関と協力し、最善の治療が受けられるよう速やかな
  対応を行います
3.関係の行政機関と連携し、島民の医療環境の改善を図ります
4.住民との対話を尊重し、瀬戸内海島嶼部医療のあるべき姿を考えます
5.瀬戸内海に限らず国内で災害が発生したときは、災害援助診療船として、可能な限りの物的、
  人的緊急支援をします
6.医療関係者が予防医学やへき地医療のあり方を学ぶ地域医療研修の場としての役割を担います

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済生丸の活動

瀬戸内海には、数多くの島が点在していますが、その多くは島内に医療機関を持たない無医島です。そんな医療に恵まれない人々の手だすけをするために、済生会創立50周年を記念し、昭和37年に診療船として建造されたのが、済生丸です。
現在は、平成2年に就航した三世号が岡山・広島・香川・愛媛4県の瀬戸内海および豊後水道にうかぶ65の島々を、各県済生会病院の医師や看護師、検査技師等の診療班が乗りこみ、診療・検診に巡回しています。
船員は済生丸に常駐し、岡山・広島・香川・愛媛の4県をめぐります。診療時は、島の方々が安全に乗船できるよう手助けもしております。

(情報誌「やわらぎ」にて)-[海を渡る病院「済生丸」の活動]

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済生丸の歴史

今年(平成23年)で、済生丸が誕生してから49年たちました。
医療に恵まれない地域を対象に、疾病の診療および保健予防などを実施することを目的に活動を開始しました。
死亡上位を占めるがん、脳出血、心疾患など救急措置は、あらかじめ予防医学的措置をとり、近くの医療機関への治療依頼など総合的医療対策を確立しています。
診療開始当時は済生丸1世号が活躍していました。現在は済生丸3世号が航行しています。

 

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済生丸がめぐる島々

約10日毎に岡山、広島、香川、愛媛の4県を順番にめぐり、運航しています。


                              平成23年4月1日現在

岡山 鹿久居島・鴻島・頭島・大多府島・犬島・石島・高島・白石島・北木島(楠・豊浦・西地区・大浦)・真鍋島・六島・飛島
広島 小佐木島・百島(泊・福田)・生野島・長島・三角島・大崎下島(沖友)・斎島・大芝島・
塩谷(呉市)・倉橋島(大迫)・鹿島(上・下・中)・上蒲刈島(大浦・宮盛・向・田戸)・情島
香川 男木島・女木島・本島(泊・小阪・福田)・広島(江の浦・青木・茂浦)・手島・小手島・牛島・櫃石島・岩黒島・与島・伊吹島・粟島・志々島・高見島・佐柳島(長崎・本浦)・直島(本村・宮の浦)・小豆島(堀越・橘・岩谷・当浜・田ノ浦・神浦・谷尻・二面・室生)・豊島(家浦・唐櫃・甲生)・沖ノ島・小豊島
愛媛 睦月島・怒和島(上怒和・元怒和)・津和地島・二神島・野忽那島・安居島・青島・釣島・戸島・嘉島・日振島・竹ヶ島・大島(八幡浜市)・佐島・大島(友浦・余所国)・津島・伯方島・大三島(野々江・盛)・大下島・生名島

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済生丸の設備

済生丸の船内には様々な診療・検診を行う設備が整っています。
船内で腹部超音波、眼底検査、レントゲン撮影なども行っています。
「海を渡る病院」とも言われています。

●操舵室…船員が船の運転をします

●採血を行います

●船内で心電図もとれます

●眼底カメラも使用します

●診察を行います

●尿検査室です

●船底部ではレントゲン撮影を行います

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 済生丸三世号の構造

■ 構造、性能
船形 球状型船首、バウスラスター装備、2基2軸船
材質 鋼製及びアルミ合金製(上甲板以上)
全長 33m
垂線間長 28m
型巾 7m
型深 3m
満載喫水 2m
総トン数 166トン
主機 ヤンマーディーゼル機関 500PS
発電機関 ヤンマーディーゼル 100PS 2基
発電機 80KVA×AC225V×60HZ×3φ 1,800rpm
航海速力  12ノット
定員 船員5、診療班24、その他21

■ 装備
湾岸装備 鋼製ランプゲート、巾1.8m×長5.5m
交通艇 FRP製、25PS船外機付、定員5
レーダー JMA-3910-6型、15インチ10KW一式
その他 放送、空調、救命各設備

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診療・検診

岡山、広島、香川、愛媛県で統一して実施している検査項目は下記のとおりです。
船内で診療・検診を行ったり、島に上陸して行うこともあります。
また、島の公民館などで健康教室を行うこともあります。右の写真はそのときの様子ですが、島の皆さんが医師の話に熱心に耳を傾けていらっしゃいます。 

■1)検診として行うもの
区 分 項 目 検 診 内 容
胸部疾患(1) 結核検査(間接撮影) 胸部間接レントゲン
胸部疾患(2) 結核検査(直接撮影) 胸部直接レントゲン
肺がん検査 肺がん検査(フィルム二重読影)
喀痰検査(痰細胞診)
消化器疾患 胃がん検査(間接撮影) 胃部間接レントゲン
循環器疾患(1) 基本健康診査 身体計測、血圧測定、問診、検尿、心電図、診察、指導、血液検査、(貧血・脂質・肝機能・腎機能・血糖)
前立腺がん検査 血液検査(PA検査)
循環器疾患(2) 経過観察・フォローアップ
(保険診療分除く)
身体計測、血圧測定、問診、検尿、心電図、診察、血液検査、(貧血・脂質・肝機能・腎機能・血糖)眼底カメラ、GTT検査、指導(栄養・保健)など
腹部超音波検査
超音波による骨密度検査
婦人科疾患 子宮がん検査 内診・細胞診検査・指導
外科系疾患(1) 大腸がん検査 便免疫学的潜血反応検査
外科系疾患(2) 乳がん検査 視診・触診
泌尿器科検査
特定診療科 眼科 健康・医療相談など
耳鼻咽喉科
整形外科
皮膚科
一般検診 小児科 健康診断的なもの
歯科
■2)診療として行うもの
区 分 項 目 検 診 内 容
内科診療
(一般診療)
受診者毎に診療科目は異なる 投薬・注射・検査・レントゲン検査・その他

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救援活動

平成7年1月17日に発生した阪神大震災当日、愛媛県松山港に停泊していた済生丸は急遽巡回診療を中断し、救援活動に参加しました。
1月18日深夜、救援物資を積むため新岡山港(岡山県)に回航し(写真右)、翌19日に神戸新港へ入港しました。
岡山・広島・香川・愛媛・鳥取・島根・山口・福岡・熊本県済生会による済生丸班を結成し、長田地区にて診療を行いました。

 

 

 

 

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診療ならびに関係機関

社会福祉法人恩賜財団済生会
支部
  岡山県済生会 岡山済生会総合病院
広島県済生会 広島病院
  呉病院
香川県済生会 香川県済生会病院
愛媛県済生会 松山病院
  今治病院
  今治第二病院
  西条病院
  高浜診療所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他
瀬戸内海巡回診療船
  ○事業推進事務所
 〒700-8511
  岡山市北区伊福町1-17-18  (岡山済生会総合病院 内)
  Tel:086(253)6071
○船舶管理事務所
 〒761-8076
  高松市多肥上町1331-1  (香川県済生会病院 内)
  Tel:087(868)1551

  ★済生丸への取材申込は瀬戸内海巡回診療事業推進事務所までご連絡お願いします。
 TEL:086-253-6071

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平成23年度 運航計画

配船計画(PDF)
診療(検診)計画(PDF)

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診療科・センターのご案内

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