岡山済生会総合病院

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初期臨床研修医

当院で初期研修を終えた研修医の「2年間を振り返って」

平成24年度研修医
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平成23年度研修医
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平成22年度研修医
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平成21年度研修医
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平成20年度研修医
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平成19年度研修医
平成19年度研修医

M.Y. (平成23年卒)

いま2年間を振り返って印象に残っているのは、予想しなかった急変のあった症例や、救急外来で入院させた患者さんが自分のつけた診断とまったく違う病態であると分かった症例といった苦い記憶がほとんどです。焦ってがむしゃらに見よう見まねでカルテの扱いや事務作業を覚えることよりも、1つひとつの手技、症例についてじっくり考え、分からないことを文献にあたり、指導医に質問するという姿勢が大事だと最近は強く感じます。

2年間は常に焦りを感じ、迷いも多くなかなか気持ちの晴れることがない時間でした。そんな中、相談に乗っていただいた先生方やあたたかくフォローしてくださった病棟スタッフにただただ感謝の気持ちでいっぱいです。済生会病院には技術も人格も備えた尊敬できる指導医の先生も多く、MEや放射線技師、検査技師、看護師などのコメディカルの皆さんの向上心も強く、勉強するには申し分のない環境であると思います。

T.U. (平成22年卒)

迷惑ばかりかけていたように思いますが、温かく、そして、ときに厳しいご指導のおかげで2年間の研修を無事に終えることができました。楽しいこともつらいこともありましたが、すべてがいい経験であり、勉強であったように思います。自分に足りないことが多すぎて不安をとおり越していたような時期もありましたが、繰り返しのような日々の中で少しずつできることが増えていき、徐々に前を向き、医師という仕事に責任感を感じながらも楽しく働けるようになっていけたように思います。また、一緒に働いた同期のメンバーにも恵まれ、少人数ではありましたが、助け合いながら一緒に成長していけたように思います。

K.W. (平成22年卒)

忙しい毎日で、あっという間に初期研修が過ぎたという印象です。思い返せば、いろいろなことがありました。特に最初は、右も左も分からない状況で、日々迷いの連続でした。上級医や病棟及び外来スタッフの皆様に支えられ、2年間やってこられました。臨床の現場では、的確な診断、治療により快方に向かった症例はもちろん自分の財産となりました。しかし、診断、治療に難渋した症例や、危なかった…という経験や問題の方が、印象にはるかに強く残っており、今後に生かす意味でも大きな財産となりました。また、治療の結果に対する満足度がそれぞれ患者さんにとって異なる難しさも感じました。ただ自分にできることは、知識と技術を磨いて、日々精進することしかないんだなと思っております。

T.A. (平成21年卒)

この2年間を振り返ってみて、充実したな、働く前よりはパワーアップしたなと思っています。初めての社会人生活でしたし、戸惑うことも多くありました。いろいろな経験をして、糧にできた2年間だったと思います。多くの先生方から指導を受けることができ、自分の中でかみ砕いて身につけました。また、病棟や外来でも、自分が不十分なもので、スタッフの方々にご迷惑をかけながらも、温かい目で見ていただき感謝しております。と真面目に書いてはおりますが、印象に残ったことは数多くあります。学会発表や論文を書かせていただいたこと、会議に参加して病院全体のことが少しは分かったこと、救急センターの忙しさ、など挙げるとキリがありません。その中で、さらに強く印象に残っていることは、
①院内忘年会の凄さです。当日までは忙しい中の練習や日程調節で心労が溜まりますが、当日はとても楽しいです(1年目のときは、それどころではなく楽しめませんでしたが)貸切のあの大きな会場がいいのでしょうか、とてもウキウキします。
②病棟などでは比較的穏やかな性格でとおっていることです。周りの同期は、自分が「短気」ということを知っており、病棟で「猫をかぶっている」とよく言われます。そのとおり、社会人ですから。短気を前面に押し出しても仕方ありませんし。しかし、最近は時折「短気」になりがちなので、自分に注意しています。研修医期間が終わっても、まだまだ未熟ですし、鍛錬が必要と考えております。

R.U. (平成21年卒)

一期一会という言葉がありますが、この病院で研修して、多くの素晴らしい指導医の先生方やスタッフの方々と出会うことができ、ときに優しく、ときに厳しくご指導いただき、医師としても人間的にも大きく成長できたと思います。また、ともに働いた同期の研修医にも恵まれ、毎日楽しく研修することができました。おかげで充実した2年間になりました。

当院での研修は、症例数も多く、大変なときもありましたが、その分多くの経験をすることができました。最近だと、地域医療で、済生会吉備病院で研修した際に、その前に当院でまわった整形外科ローテ中に大腿骨転子部骨折にて手術に入った方にお会いしました。高齢の方ですが、リハビリを頑張っておられ、とてもうまく歩けるようになっていました。話しかけると向こうも覚えていてくれて、大変嬉しく思ったのを覚えています。

Y.Y. (平成20年卒)

学生時代に覚えた医学知識は数少ないものの、実際の臨床の場では非常に役に立ちました。ただ、実際の臨床の場では、同一疾患でも、実に多種多様の臨床像があることを痛感しました。患者さん1人ひとりの刻々と変化する病態に合わせて、的確な治療方針を立てることの難しさを知りました。奇跡的に自分の立てた治療方針で快方に向かったときの快感は忘れることができません。医師になってよかった!と思える瞬間でした。

2年間の研修を振り返ると、医師として自信を持って完遂できる治療法は、残念ながら極僅かしか習得できていません。しかし、上級医の先生方とともに一度でも見たり聞いたりしたような問題が、いかに重要であるかをさまざまな場面で思い知りました。不覚にも今の自分にはそのような未解決の断片的な見聞が山積みしてしまっているのですが、経験を重ねていくうちにそれらも大きな財産になっていくのだと思います。

H.H. (平成20年卒)

2年前、済生会か他病院かどちらで初期研修をするかで迷いましたが、今振り返ると、済生会を選択してよかったと思っています。1つには救急当番が多く、救急外来で初期対応に関してはだいたいひととおり経験できたという点です。また、経験という点で言えば、忘年会も忘れられない思い出です。風船に入るのは大変でした。

しかし、今後の医師人生に最も影響があることと言えば、呼吸器内科を選択したことだと思います。働き始めた頃は漠然と内科かなと思っていましたが、呼吸不全の管理などを経験し、やりがいやおもしろさを感じました。他病院に行っていれば恐らく呼吸器内科ではなかっただろうなと思うので、指導してくださった先生によって人生が変わったんだと感じています。

K.E. (平成19年卒)

真夜中のサイレン、忙しく鳴り続けるPHS、病棟に鳴り響くナースコール…。病棟での何気ない雑談、同期研修医の笑い声、患者さんの笑顔…。臨床研修を振り返ってみると、この2年間のことが鮮明によみがえってきます。研修で特に印象的だったことを3つ挙げたいと思います。

まず、済生会病院で働いたことです。働き出す前から済生会病院が「忙しい病院」というのは噂で聞いていました。それでも研修先として選んだのは、そのような環境を医師としての第一歩を踏み出したかったからです。この2年間を振り返るとやはり前評判どおり忙しかったですが、多くのことを学び経験することができて、医師としての第一歩はきちんと踏み出せたと思います。

次に、同期研修医のことです。同期は11名で、男性10名女性1名というアンバランスな組み合わせでしたが、皆それぞれ優秀で仲の良い同期だったと思います。2年間ともに学んできた最高の仲間でした。これからもこのつながりを大切にしていきたいと思います。

最後に、諸先生方をはじめとする病院のスタッフの方々のことです。仕事に不慣れな研修医に対して優しく親切に教えていただいたことは机上で学んだことの何倍もこの身に刻まれています。ありがとうございました。

臨床研修制度は今後数年で大きく変わる予定です。必修診療科数を削減し、専門化研修をより早く行えるようにするそうです。色々な考え方があると思いますが、僕は多くの診療科を研修することができてよかったと感じています。研修制度を決めるのは国ですが、実際に研修するのは自分自身です。どのような制度になろうとも、研修を有意義なものにしようとすることが重要ではないでしょうか。

K.Y. (平成19年卒)

あっという間に初期研修の2年間が過ぎてしまいました。初めの頃はとにかく言われるがまま、仕事をひとつひとつこなしていくことで精一杯でした。ある程度経つと、病院のシステムやスタッフを覚えたことで仕事ができたような気持ちになっていたような気がします。内科の研修では、比較的自分で入院後の治療計画や症状説明などをする機会も多くありましたが、自分で何かを決定し進めていくことの難しさを痛感しました。仕事を進めていく中で、なぜ怒られているのか、またなぜ注意が必要なのか、それには一つひとつに理由があって細やかな配慮がなされていること、裏には影で働いてくださっている多くの人がいることに気づけなかっただけだったと段々と気づけるようになったのかなあと、その点ではちょっとだけ成長したような気がします。

研修医制度では短期間にさまざまな科を転々とすることで、仕事を教えてもすぐまた次の科に移動となり、非常に面倒であるにもかかわらず、ローテートした各科の諸先生方には丁寧にそして熱心にご指導いただいたことを大変感謝しております。

T.K. (平成18年卒)

2年間を振り返ってみると、素晴らしい先生方に出会い、本当にたくさんの症例を経験できたのだなと改めて感じました。私は外科志望で、2月から4月の必修期間に続けて、5月から9月まで外科研修を選択しました。その間、手術は150例以上経験できました。また、ヘルニアや虫垂炎の執刀も経験できたことは自分にとって非常に大きな経験となりました。その他、整形外科研修を1か月選択しましたが、それもとても満足のいくものとなりました。たった1か月でしたが、非常に濃い内容でした。多発外傷から腕から足まであらゆる骨折を経験し、猫咬傷などや切創などの処置も経験でき、当院以外で外科当直をしたときに、今の経験がきっと役立つと思っています。

必修期間中の内科、小児科、産婦人科、精神科でもたくさんのことを学ぶことができました。内科研修では、心臓、胆、膵、腎臓、糖尿病、内分泌を主に学び、内科6か月で約200人の患者さんを受け持つことになりました。産婦人科と小児科では妊婦や子どもの診察といった、やったことがないと苦手意識を持ちそうなことですが、このような症例を経験できたことは、今後きっと役立つと思っています。精神科では、私が外科志望ということもあり、せん妄について詳しく教えていただきました。

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