ホーム > 各種症例・治療紹介 > 「胃がん・大腸がん 治療最前線」Q&A

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各種症例・治療紹介

市民公開講座「胃がん・大腸がん 治療最前線」Q&A

平成19年9月29日に市民公開講座「胃がん・大腸がん 治療最前線 ~体にやさしい手術と食事のとり方~」を開催いたしました。皆さまから寄せられたご質問にお答えいたしますので、ご参考になさってください。 
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ピロリ菌が胃に入る経路を教えてください。

まだ、はっきりとは分かっていません。ピロリ菌の居場所として現在までに分かっているのは、「菌をもっているヒトの胃」だけです。
従って、ヒトの便に出てきた菌が、小児期に口から入って感染するのではないかとも推測されています。 

ピロリ菌は一度除菌するともう感染しないのでしょうか?また、内視鏡による感染はないですか?

感染経路は、上記の場合が多いと考えますので、除菌できればその後の再感染は非常に少ないと思われます。内視鏡には菌が付着しますので、もしそのまま再使用すれば、感染する危険があります。岡山市済生会総合病院でも、一回使用する毎に、十分な洗浄、消毒を行い、内視鏡に付着した細菌を除去しています。 

大腸がんはなぜ一度発症すると多発しやすいのでしょうか?

大腸がんの原因の約7割は生まれながらの体質と考えられています。残りの3割が食事の週間(肉食やスナック菓子の過食、野菜不足)や運動不足・肥満などが関係しています。従って、一度大腸がんを発症した人は“大腸がんになりやすい体質”なのだと考えて、日ごろから食事や運動に注意して、肥満にならないようにしないといけないのです。

大腸がんはなぜ肝臓や肺に転移しやすいのでしょうか?

がんの転移には、①がんの周囲リンパ節へ移転するリンパ行性転移 ②血管内に入り肝臓や肺に転移する血行性転移 ③腹腔内にがん細胞が散布される播種性転移(がん性腹膜炎)の3種類がありますが、大腸がんの9割はがん性腹膜炎の少ない組織型のがんなのです。大腸がんは肝や肺に転移しやすいのではなく、がん性腹膜炎が少ないのです。大腸がんは進行がんが大半なのでリンパ節転移や肝・肺転移が多いのです。早期がんでは肝や肺に転移することは稀です。

大腸がんの再発率

手術をして肉眼的にきれいに切除できた大腸がん全体の再発率は、約3~4割です。がんの進行度で分けると、ステージ1は約5%、ステージ2は約12%、ステージ3は約30%、ステージ4は約80%です。リンパ節転移をともなっていたり(ステージ3)、肝や肺に転移を認めたもの(ステージ4)では高率に再発をするので定期的検査や抗がん剤治療が必要なのです。

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